試験対策を始める前に知っておいて欲しいこと。

■膨大に見える試験範囲も、整理してみると実は…。

行政書士の法令課目は、全7科目あります。そして法令課目の配点ウエイトは300点満点のうちの約8割(244点)を占めています。
特にこれまで法律を勉強したことがない方の場合、「7科目法律をする」と聞いただけで尻込みしてしまう人も多いようです。

それでは行政書士試験で、本当に法令課目を7科目まんべんなく勉強する必要があるかというと、実はそうではないのです。
一例として平成20年度の試験の様子を見てみましょう。以下各法令課目の得点配分です。

1位/行政法92点
2位/民法76点
3位/憲法28点
4位/地方自治法20点 5位/会社法16点 6位/基礎法学8点 7位/商法4点

この年度は行政法、民法、憲法の上位3科目だけで196点が配点されました。法令課目244点中の実に8割が実は3科目のみで占められているのです。
年度により多少のばらつきはありますが、この3科目重視の趨勢はこれまでずっと続いており、おそらく今後も変わらないでしょう。

極端に申し上げるなら行政書士の法令試験とは7科目ではなく
「行政法]「民法」「憲法」の3科目試験です。
受講者の学習進度を見計らって、「基礎法学、商法は捨てないさい」と思い切って指導するプロもいると聞きます。
学習を進めるなかで課目数の多さに捉われたり、学習していない分野が残っていることに不安になったりしないでいられる、学習スタンスの根拠が必要になるでしょう。
その安心感を手に入れるセオリーは、信頼し得る指導のプロを見つけることです。

■6割以上の得点で必ず合格できる絶対評価試験

平成27年度の行政書士の合格率は13.12%でした。例年の合格率は10%前後、合格率の数字だけを見ると手ごわそうに感じてしまうようです。

しかし忘れないでほしいのは、行政書士の試験が絶対評価の試験だということです。
「試験が6割以上得点できれば必ず合格でき、それを下回れば不合格」。白黒がはっきりしています。

つまりポイントは、6割以上得点できる勉強法を見つけて、そこでの約束事をしっかり守って勉強すること。それが簡単と申し上げるつもりはありませんが、必要なのはただそれだけです。

その方法論を、次のページから詳説していきます。
読み続けてください!